自分の歌声はミックスボイスなの?判定するには?
ミックスボイスができているのか、わからないという人もいるかと思います。
このページでは自身の経験に基づいて、ミックスボイスができているかどうかの判断材料を2つご紹介します。
1つめ、レミオロメンの粉雪が何回でも歌えればミックスボイス
一般的な男性の場合、レミオロメンの粉雪のサビが問題なく歌えるかどうかが一つの判断材料になると思います。
レミオロメンの粉雪のサビの一番高いところは「hiA(A4)(ラ)」のロングトーンです。
こなああああああゆきぃいいいい
hiA(A4)はミックスボイスができていない人にはきついと思います。
自分はミックスボイス未習得の時は地声張り上げでmid2G(G4)(ソ)がギリギリ出るか出ないかくらいでしたので歌えませんでした。
逆にミックスボイスができている人にとっては高く感じません(十分にトレーニングしている人だとむしろ少し低く感じるかも)
また、出せる人でも、1、2回歌って声が出なくなるような人や、声量が小さい人は、ミックスボイスはできていないと思われます。
ミックスボイスができている人であればhiAのロングトーンは10回歌ってもきついとは思わないはずです。
そのため、レミオロメンの粉雪が何回でも歌えればミックスボイスができていると判断できます。
ただし、地声が高い人に関しては当てはまらないかもしれません。
2つめ、身体の中で響く感覚があればミックスボイス
2つ目は感覚的な話なのであまり参考にならないかもしれませんが、自分が初めてミックスボイスをだせるようになった際に感じたことは、ビール瓶の口元に息を吹きかけるとボォーっとなる感覚に似ているということです。
あれって息を吹きかける強さや角度がうまくいかないとならないですよね。
うまくいくと空気が振動して響いた音が鳴ります。
同じように一定の空気の流れを保ちながら身体の中で響くような感覚で発声できていればミックスボイスができていると判断してよいかと思います。
※あくまで響きと感覚の話ですので、ビール瓶の口元に息を吹きかける行為がミックスボイス習得につながるというわけではないことに注意してください。